ドバ社長のナポリタンに対する想い

「みんなが美味しいというお店」への違和感
私がナポリタンに興味を持ったきっかけは本当に些細なことでした。
世間で「美味しい」と評判になっているお店へ行って食べても、「確かに美味しいけれど、そこまでではない」「何か違う」と感じることが多かったんです。
一方で、錦のおばちゃんが作るような、昔ながらのナポリタンは「とても美味しい」と感じました。
そこから、こんな疑問が生まれました。
「じゃあ、本当に美味しいナポリタンって何なんだ?」
この日から、ナポリタンの食べ歩きと調査が始まりました。
味の探究
本に載っているお店や有名店を食べ歩いてみても、もう一度食べたいと思うお店は意外と少なかったです。
そこで、有名店だけでなく、あまり知られていないお店にも足を運ぶようになりました。
コンビニで買ってみたりもしました。
それを続けるうちに、「また食べたい」と思えるナポリタンに出会うことができました。
これは旅行にも共通する姿勢で、「世間で評価されているもの=自分にとって価値があるもの」とは限りません。
いっそのこと、自分でも作ってみることにしました。
ナポリタンは麺やケチャップ、具材の扱い方によって味が大きく変わってきます。
私は麺・ケチャップ・ピーマン・玉ねぎ・ベーコンを使った「昔ながらのナポリタン」が好きです。
ハンバーグや大きなソーセージをトッピングするような「映えるナポリタン」は苦手です。
しかし、シンプルなものから映えるものまで、振り幅があること自体は面白いと感じています。
私は料理人ではないですが、ナポリタンにはこだわりがあります。
ピーマンを湯通しすると食べやすくなるとか、ベーコン油臭さをどう処理するかとか、この麺の太さだとどれくらいのケチャップの量が合うかとか。
一つひとつの工程を突き詰めていくことで、究極のナポリタンが完成するんです。
「安くて美味しい、そして奥が深い」
これだからナポリタンの探究はやめられません。
味だけでなく、ルーツを辿る
ナポリタンを食べ歩き、調査を進めていくとこんな興味も湧いてきました。
「そもそもナポリタンはいつ・どこから始まったのか?」
一般的には、戦後に横浜から全国に広まったと言われています。
そして横浜には、日本ナポリタン学会という団体があり、ナポリタンを貴重な食文化として伝承していこうとしています。
私にとってナポリタンは、「ただ味を探究するだけの趣味」から「歴史や文化などのルーツを辿る趣味」となっています。
自分のお店を持てたらな
私も旅行屋の傍ら、「自分が好きなときに食べられるナポリタンのお店を持ちたいな」と思ったことがあります。
今でも諦めていません。
もしお店を持ったら、ぜひ食べにきてくださいね。
